マネ活6年後…

 46歳で全財産8369円と崖っぷちに立った私。やっと危機感を感じ、マネ活を始めた。
中年でやっとハイハイを覚えたくらいのレベルだ。同世代はまもなくコロッケがさくっと美味しそうにあがりますよ、という場面で私はまだじゃがいもの皮をむいているところ…ぐらいの差がついている。だいぶ出遅れている。先は長そうだが始めないことには何も変わらない。まずは知識から仕入れていこう。そう思い、お金に関する本やYouTubeを片っ端から見まくった。知れば知るほど、自分が何1つ節約出来ていなかったことを思い知った(その結果が8369円なのだが)


 ある程度調べた結果、マネ活で何から始めたかというと固定費の見直しだった。そのためには、自分が毎月いくらつかっているのか把握しなくてはいけない。この歳までまともに家計簿をつけたことがない。一応今日はいくら使ったと手帳になぐり書きはしていたが、実にいい加減なものだった。10の位は切り捨ててみたり、昨日の出費を今日の欄に「だいたいこのくらいかな…」とあやしい記憶力で記載したりしていた。出費がかさんだ時などは書くのが嫌なので、今日は記入止めておくか…と、我ながら腹が立つほど自分に甘い私であった。これではいけない。しかし毎日こまごまと家計簿をつけるなんて、想像するだけで現実逃避して旅に出たくなる。3日続ける自信はあるが1週間は自信ない。そんな時、YouTubeを見ていると「マネーフォワード」という家計簿アプリがある事を知った。無料で出来て、クレジットや銀行口座とも連携出来るので、自分でわざわざ金額入力しなくても自動で入力されるのだ。「これはいい!」私はさっそくアプリを登録し、クレジットや銀行口座と連携するよう登録した。すると一か月の出費が自動で円グラフに反映され、細かい詳細が一目で把握出来るようになった。
 
 固定費で変えたことは自動車保険、生命保険、携帯電話、自宅のインターネットである。まず生命保険を大手の保険会社から道民共済へ変え内容も最低限まで縮小した。子供のいない私に死亡保険など必要ない。自分の葬式代だけ出ればいいのだ。次に自動車保険は車両保険を抜いてもらい、相手の保証だけにし、銀行引き落としをクレジットカード経由にしてもらった。
 次に携帯電話。これが一番大変だった。だがこの壁を乗り越えなければ、私は一生2本足では歩けない。YouTubeでデータ移行方法を研究し、今までのauから楽天モバイルへ切り替えた。本体はまだ2年くらいしか使用していなかったので、機種本体はそのままでSIMだけ格安のものに変えた。自宅のインターネットも置き型のWi-Fiから、とくとくBB光へ変更した。金額が何百円か高くなったが、6万円のキャッシュバック(R7,4月時点で)があったのと、通信速度の差は歴然だった。配信サービスもネットフリックスを辞め、Amazonプライムだけにして毎月払いではなく年会費に変更した。何百円の差でも積み重なれば大きい。
 固定費は手続きを終えるまでが大変だが、たった一度だけだ。たった一度手続きしてしまえば、あとは何もしなくてもいいんですよ!奥さん!!とジャパネットの通販番組並みに強く押したい。これにより、月の固定費を安く収め、毎月の生活費を10万円程度に抑えることが出来たのだ。本当にやって良かった。マネ活をするのにあたり、YouTubeの節約や投資に関するものは本当に役に立った。ありがたやありがたやと感謝の気持ちでいっぱいだ。足を向けて眠れないと思うが方向が分からないので普通に寝ている。

 もう1つマネ活で止めて大きかったもの。それは美容室だ。6週ごとに1度、白髪染めとカットで通っていたが、自宅染めに変えカットも年に2回にした。これにより年間5~6万浮くことになった。そしてネットで欲しいものがあっても、いったんカートに入れすぐには買わない。すると不思議なことに2週間くらいたつと、そんなに欲しくなかったかも…とか、なんで買おうと思ったんだろう…と心境が変化することがある。そんな時はすぐさま削除だ。こうして物欲を少しずつコントロールできるようになってきた。そんな毎日も気付けば6年。老後の資金…というには程遠いが、中古のママチャリから新車のランクルが買えるくらいの貯金額になった。

 ひとつ心掛けた事は、自分にケチっても他人にはケチらないという事だ。お祝いや人に喜んでほしいときなど、プレゼントやご馳走することに躊躇しないし、それを無駄な出費だと思わない。物を買って満足するのはその場限りだが、思い出はいつまでも心に残る。思い出にお金をかけると幸福度が上がり自己肯定感もアップすると本で読んだ。実際そうだと思ったし、思い出が財産だとマネ活を経て価値観も少しずつ変化してきた。「ハイハイ」から「あんよは上手」にレベルアップしたと実感する今日この頃であった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました